開放的なメインダイニングや見え隠れするオープンキッチンに一目惚れし、この会場に決めました。もちろんオープンキッチンは「ゴチバトル」の映像と共にシェフのメニュー紹介に使いました。「ゴチバトル」で放送されたのを知って、これは絶対にパーティで使いたい演出の一つでした。 その他にも、いくつかの"サプライズ"を…。例えば、通常ブーケプルズと言えば女性だけですが、私たちの場合は男性のゲストにも加わっていただきました。そして見事引き当てたのも男性でした。この時が一番盛り上がったかもしれません。この演出は初めから決めていたわけではなく、打ち合わせ中に何となく、男性がブーケプルズをしたらおもしろいかも…という案から実現しました。 演出の他にもこだわりがいくつかあります。 まずは『お花』。会場装花には、母が栽培をしている「かすみ草」を使いたくてフラワーコーディネーターの方にお願いをし、快く引き受けていただきました。そしてブーケは絶対に『カラーのキャスケードブーケ』とドレスを試着した時から決めていたのですが、11月はまだカラーが市場にないということで、一旦はあきらめました。でもフラワーコーディネーターの方がギリギリまで探してくださり、当日手にしたブーケはまさに理想通りの物でした。 そしてもう一つ、ウェルカムボードやペーパーアイテムは手作りと決めていました。余裕を持って準備をしようと思っていたのですが、一夜漬けの性格なので、式直前での完成…かなりドキドキでした。でも手作りは私が言い出したことだし、自分でやらないと気がすまない性格なので、必死で作業しました。彼いわく、かなり近寄りがたい雰囲気だったとか…(苦笑)。 私たちの思い描いていた、「アットホームな雰囲気でゲストの方々と一緒に楽しめるパーティ」が実現できたのも、ラリアンススタッフ方をはじめ、たくさんの方々のお陰で、思い出に残る「Il n'y a pas d'autre marriage que celui la」"たった一つのウエディング"となりました。